タレント、モデル、実業家、そして一児の母として多方面で活躍するスザンヌさん。「クイズ!ヘキサゴンII」での活躍から一躍人気タレントとなり、現在は熊本を拠点に様々な活動を展開しています。本記事では、「私の人生は挑戦の連続」と語るスザンヌさんの魅力や活動、そして彼女の多才な魅力に迫ります。熊本愛あふれる彼女の活動から、子育てや美容法まで、スザンヌさんの魅力を余すところなくお伝えします。
スザンヌの経歴とブレイクのきっかけ
スザンヌさん(本名:山本紗衣)は、1986年10月28日生まれの熊本県出身のタレントです。14歳の頃に熊本市内の下通でモデルとしてスカウトされたことをきっかけに芸能活動をスタートさせました。地元熊本でのCM出演などを経て、福岡の芸能事務所に所属し活動。その後、2006年春に上京し、現在の事務所であるケイダッシュステージに移籍しました。
スザンヌという芸名の由来は、17歳の時に出演したドッキリ番組での役名だったそうです。当時のディレクターがひらめいた名前で、字画もよかったことから東京デビュー時にこの名前を採用することになりました。本名ではない名前を使うことで、プライベートと仕事を区別できたことが結果的によかったと語っています。
全国区での知名度を上げたのは、2007年5月に初出演した「クイズ!ヘキサゴンII」(フジテレビ系)での活躍です。オーディションでは50問テストの回答を全て埋めて提出したことが、プロデューサーの目に留まったといいます。番組内での珍回答が話題となり、「おバカキャラ」として親しまれるようになりました。その後、バラエティ番組への出演が急増し、2007年9月にはテレビ番組の企画ユニット「Pabo」(里田まい・木下優樹菜と参加)のメンバーとしてCDデビューも果たしています。
2008年11月には「熊本県宣伝部長」に就任し、地元熊本のPR活動にも力を入れてきました。
年 | 主な出来事 |
---|---|
1986年 | 熊本県で誕生 |
2000年頃 | 14歳で芸能活動開始 |
2006年 | 上京し、ケイダッシュステージに所属 |
2007年 | 「クイズ!ヘキサゴンII」出演でブレイク 「Pabo」としてCDデビュー |
2008年 | 熊本県宣伝部長に就任 |
2011年 | 斉藤和巳と結婚 |
2014年 | 第1子(男児)出産 |
2015年 | 離婚、熊本に移住 |
2021年 | 高校に再入学 |
2022年 | 高校卒業、日本経済大学に入学 |
2023年 | 株式会社yama設立、Style Rebornブランド立ち上げ |
2025年 | 「KAWACHI BASE龍栄荘」グランドオープン |
熊本への移住と子育て生活
スザンヌさんは2011年12月に元プロ野球選手の斉藤和巳さんと結婚し、2014年1月に第1子となる男児を出産しました。しかし2015年3月に離婚を発表し、その後熊本市に移住。以来、シングルマザーとして熊本を拠点に活動しています。
熊本を選んだ理由について、スザンヌさんは「まず結婚して福岡に行くことになったんです。その後、離婚して東京に戻るかなとも考えたんですが、正直1人で東京で子育てする自信はないなとも考えていました」と語っています。地元熊本であれば、家族のサポートも得られ、息子にとっても良い環境だと考えたそうです。
熊本での生活について、「スザンヌ=芸能人という特別扱いは一切なくみんな優しく受け入れてくれたので、安心して子育てができました」と語っています。現在は熊本を拠点に、仕事の度に東京・大阪などを行き来しながら子育てに奮闘中です。
地元熊本での子育てを選んだことで、息子さんものびのびと成長しているようです。スザンヌさんのSNSでは、息子さんとの日常や成長の様子も時折紹介されており、母親としての顔も垣間見ることができます。
学びなおしと大学生活
スザンヌさんは「おバカキャラ」として親しまれてきましたが、実は学ぶことへの意欲が非常に高い方です。2021年4月、34歳の時に中退した高校の通信制である第一薬科大学付属高等学校に再入学し、2022年3月に卒業。さらに2022年4月には日本経済大学福岡キャンパス経営学部芸創プロデュース学科ファッションビジネスコースに入学しました。
高校再入学のきっかけについて、スザンヌさんは「息子に堂々と勉強しなさいと言えるようになりたかった」と語っています。また、「学び直しは、子離れにもなる」とも話しており、自身の成長と子育ての両立を考えた決断だったようです。
現在は大学生として学業に励みながら、タレント活動や会社経営も両立させています。この挑戦する姿勢は、多くの人に勇気を与えています。
起業家としての活動
スザンヌさんは2023年11月11日に本名の山本紗衣として株式会社yamaを設立し、代表取締役社長に就任しました。同社では古着のリメイクブランド「Style Reborn」を展開しています。
「自分を支えてくれた熊本に恩返しがしたい」という想いから、熊本にゆかりのある人々と協力して地元活性化に取り組んでいます。2024年には熊本市河内町の元旅館を購入・リノベーションし、新施設「KAWACHI BASE-龍栄荘-」として再生。2025年2月にグランドオープンしました。
「Style Reborn」ブランドの特徴は以下の通りです:
特徴 | 内容 |
---|---|
コンセプト | 古着のリメイクによるサステナブルなファッション |
ターゲット | 環境に配慮したファッションを楽しみたい女性 |
商品ライン | ウェア、バッグ、アクセサリーなど |
特徴 | 熊本にゆかりのある素材や職人との協働 |
販売方法 | オンラインショップ、ポップアップストアなど |
起業家としての活動について、スザンヌさんは「タレントとしての知名度や経験を活かしながらも、本名の山本紗衣として真摯に取り組みたい」と語っています。熊本の地域活性化に貢献する姿勢は、多くの人から支持されています。
YouTubeやSNSでの人気コンテンツ
スザンヌさんは「スザンヌChannel」というYouTubeチャンネルを運営しており、登録者数は33.2K人(2025年4月現在)。ルームツアーやコストコでの買い物、料理動画など日常に密着したコンテンツが人気を集めています。
特に「【Room Tour】スザンヌのマイホームをご紹介します!」は112万回以上の再生数を記録する人気動画となっています。スザンヌさんらしい明るさと親しみやすさが視聴者に支持されています。
また、Instagramのフォロワー数も多く、子育てや仕事、熊本での日常など様々な投稿で多くのファンとコミュニケーションを取っています。「SNSを通じて等身大の自分を発信することで、同じ悩みを持つ人の励みになれば」という想いで情報発信を続けているそうです。
スザンヌの美容と健康法
38歳となった現在も変わらぬ美しさを保つスザンヌさん。その美容と健康法に注目が集まっています。
スザンヌさんは美容について、「シンプルなスキンケアを心がけている」と語っています。スキンケアブランド「エレクトーレ」のイメージキャラクターも務めており、日々のケアを大切にしているようです。
また、健康維持のために散歩や適度な運動を日常に取り入れているとのこと。趣味のカラオケや料理も、ストレス発散や心の健康に役立っているようです。
ファッションについては、自身のブランド「Style Reborn」のアイテムを愛用するほか、シンプルながらも個性を大切にしたコーディネートが特徴です。「年齢を重ねても自分らしさを大切にしたい」という想いが、ファッションにも表れています。
スザンヌの多才な魅力
「おバカキャラ」として親しまれたスザンヌさんですが、実は多才な魅力を持つ人物です。タレント、モデル、実業家、そして一児の母として様々な顔を持ち、それぞれの分野で活躍しています。
10代から芸能界に入り、20代でブレイク。30代では離婚や熊本への移住、高校再入学など様々な変化を経験し、40代を前にした今は起業家としても活躍しています。
スザンヌさんの魅力は、「常に挑戦し続ける姿勢」にあるのではないでしょうか。「おバカキャラ」というレッテルに甘んじることなく、学びなおしに挑戦したり、起業家として新たな一面を見せたりと、常に自分自身を更新し続けています。
また、熊本への強い愛着と地元への恩返しの気持ちも、彼女の魅力の一つです。地元熊本を拠点に活動することで、地方での可能性を示しています。
今後も、タレント、実業家、そして一児の母として、様々な顔を持つスザンヌさんの活躍から目が離せません。彼女の挑戦する姿勢は、多くの人に勇気と希望を与えてくれることでしょう。
【参考サイト】