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佐久間朱莉、悲願のツアー初優勝!ジャンボ門下生の快挙

2025年4月20日、熊本県の熊本空港カントリークラブで行われたKKT杯バンテリン・レディースの最終日。22歳の佐久間朱莉選手がプロ5年目にして待望のツアー初優勝を飾りました。最終日に5バーディー、ボギーなしの「67」をマークし、通算11アンダーで優勝を決めた佐久間選手。今回は、ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー出身の若きゴルファーの魅力と、今後の展望についてご紹介します。

目次

佐久間朱莉、ついに悲願達成!KKT杯で感動のツアー初優勝

2025年4月20日、熊本空港カントリークラブ(パー72)で行われたKKT杯バンテリン・レディース最終日。佐久間朱莉選手は最終日に5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算11アンダーの205で悲願の初優勝を果たしました。2位の大里桃子選手に1打差をつけての逆転優勝となりました。

佐久間選手は前半9ホールで4バーディー、ボギーなしと素晴らしいスタートを切り、首位に浮上。後半も安定したプレーを続け、見事に優勝をつかみ取りました。ウィニングパットを決めた瞬間、両手を挙げて喜びを爆発させた佐久間選手の姿が印象的でした。優勝賞金は1800万円となっています。

昨シーズンは10位以内が14回、2位が3回と惜しくも優勝を逃してきた佐久間選手。今回の優勝は、まさに悲願達成と言えるでしょう。

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佐久間朱莉のプロフィール|22歳の埼玉県出身ゴルファーの素顔

佐久間朱莉(さくま しゅり)選手は、2002年12月11日生まれの22歳。埼玉県川越市出身の女子プロゴルファーです。身長155cm、血液型はAB型。所属は大東建託で、2021年にプロ転向しました。

佐久間選手がゴルフを始めたのは3歳の頃。父親の佐久間浩太郎さんと一緒にゴルフ練習場に行ったことがきっかけでした。その後、アマチュア時代から頭角を現し、2021年のプロテストではトップ合格という輝かしい成績を残しています。

学歴は埼玉平成高校を卒業後、大学には進学せずにプロゴルファーの道を選びました。埼玉平成高校時代には、すでに将来有望な選手として注目を集めていました。

項目 詳細
名前 佐久間朱莉(さくま しゅり)
生年月日 2002年12月11日(22歳)
出身地 埼玉県川越市
身長 155cm
血液型 AB型
所属 大東建託
プロ転向 2021年(93期生)
得意クラブ 8番アイアン

ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー1期生としての歩み

佐久間朱莉選手は、日本ゴルフ界のレジェンド・尾崎将司(ジャンボ尾崎)氏が主宰する「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の1期生として知られています。国内最多ツアー94勝を誇るジャンボ尾崎の指導を受け、その才能を開花させてきました。

ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー出身者としては、西郷真央選手や笹生優花選手、原英莉花選手などが有名ですが、佐久間選手はその中でも1期生として特別な存在です。同アカデミー出身者からは、すでにプロゴルファーとして活躍している選手も多く、佐久間選手もその系譜を継ぐ存在として期待されてきました。

2021年11月には、ステップアップツアーの京都レディースオープンでプロ初優勝を飾るなど、着実にキャリアを積み重ねてきました。そして今回、ついにJLPGAツアーでの初優勝を手にしたことで、ジャンボ尾崎の教えが実を結んだと言えるでしょう。

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佐久間朱莉のゴルフスタイル|スイングの特徴と強み

佐久間朱莉選手のゴルフスタイルは、安定感と正確性が特徴です。155cmという小柄な体格ながら、効率的なスイングで飛距離を生み出す技術を持っています。特に8番アイアンを得意クラブとしており、アプローチの精度の高さは多くのゴルフファンから注目されています。

また、メンタル面での強さも佐久間選手の武器の一つです。今回の優勝でも、最終日の重圧がかかる状況で5バーディー、ボギーなしという素晴らしいスコアを記録。プレッシャーに負けない強靭な精神力が、彼女のゴルフの大きな強みとなっています

佐久間選手のスイングは、ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーで培われた基本に忠実なフォームが特徴です。無駄のない動きで安定したショットを生み出し、特にアイアンショットの精度は高く評価されています。

スキル 特徴 評価
ドライバー 効率的なスイングで飛距離を確保 ★★★★☆
アイアン 正確性が高く、ピンを狙える精度 ★★★★★
アプローチ 繊細なタッチで寄せる技術 ★★★★★
パッティング 安定した打ち方で決定力がある ★★★★☆
メンタル プレッシャーに強く、集中力がある ★★★★★

プロ5年目で掴んだ初優勝|KKT杯バンテリン・レディースの激闘

2025年4月20日に行われたKKT杯バンテリン・レディース最終日。佐久間朱莉選手は最終日に素晴らしいゴルフを展開し、見事に初優勝を飾りました。

佐久間選手は前半9ホールで4バーディー、ボギーなしと素晴らしいスタートを切り、首位に浮上。後半も安定したプレーを続け、最終的に5バーディー、ボギーなしの「67」をマーク。トータル11アンダーで1打差を逆転し、念願のツアー初優勝をつかみました。

昨シーズンは10位以内が14回、2位が3回と惜しくも優勝を逃してきた佐久間選手。「自分を信じて良かった」と涙ながらに語った優勝インタビューは、多くのファンの心を打ちました。プロ5年目での悲願達成は、彼女の努力と才能が実を結んだ瞬間でした。

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佐久間朱莉のSNSから見る素顔と日常

佐久間朱莉選手のInstagram(@s_golf1211)では、ゴルフの練習風景だけでなく、プライベートな一面も垣間見ることができます。2024年末には韓国旅行を楽しむ様子を投稿するなど、オフの時間も充実した日々を送っていることがわかります。

また、2025年2月には約3週間にわたるアリゾナ合宿の様子も投稿。メジャーリーグ・ドジャースの山本由伸投手との偶然の出会いなど、興味深いエピソードも共有しています。

SNSからは、真摯にゴルフと向き合う姿勢と同時に、明るく前向きな性格も伝わってきます。ファンとの交流も大切にしており、多くのゴルフファンから支持されている理由の一つとなっています。

佐久間朱莉の使用クラブとゴルフウェア

佐久間朱莉選手は、ピンのゴルフクラブを使用していることで知られています。2024年2月には、アリゾナにあるピン本社を訪問し、ゴールドパターの部屋を見学した様子をSNSで公開していました。

使用クラブの詳細は以下の通りです:

クラブ メーカー・モデル
ドライバー PING G430 LST
フェアウェイウッド PING G430 MAX
アイアン PING i230
ウェッジ PING Glide 4.0
パター PING PLD Prime Tyne 4

ゴルフウェアについては、大東建託所属ということもあり、試合ではそのロゴが入ったウェアを着用しています。シンプルながらも機能性の高いウェアを好んで着用し、プレーの妨げにならないスタイルを重視しています

今後の展望|佐久間朱莉の目指す高みとは

ツアー初優勝を飾った佐久間朱莉選手。この勝利を足がかりに、今後さらなる飛躍が期待されています。22歳という若さで初優勝を果たしたことで、日本女子ゴルフ界の新たなスター選手としての道を歩み始めました。

今後の目標としては、メジャータイトルの獲得や海外ツアーへの挑戦なども視野に入ってくるでしょう。ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーで培った技術と精神力を武器に、世界を舞台に活躍する日も近いかもしれません。

佐久間選手自身は「一つ一つの試合を大切に、常に成長していきたい」と語っており、謙虚な姿勢を崩していません。その姿勢こそが、彼女をさらなる高みへと導くことでしょう。

ファン必見!佐久間朱莉の試合観戦ポイント

佐久間朱莉選手の試合を観戦する際のポイントをご紹介します。まず注目したいのは、彼女の正確なアイアンショット。ピンを狙う精度の高さは、彼女の大きな武器です。

また、プレッシャーがかかる場面での集中力も見どころの一つ。今回の優勝でも見せた、最終日の踏ん張りどころでの強さは、トップ選手の証と言えるでしょう。

佐久間選手のプレースタイルは派手さはありませんが、基本に忠実で無駄のない美しいゴルフ。ゴルフの本質を学びたい方にとっても、彼女のプレーは大いに参考になるはずです。

今後のツアーでの活躍にも注目が集まる佐久間朱莉選手。ぜひ会場で、またはテレビ中継で、彼女の素晴らしいゴルフを応援してみてください。

今回の初優勝を機に、さらなる飛躍が期待される佐久間朱莉選手。日本女子ゴルフ界の新たなスターの誕生を、私たちは目の当たりにしたのかもしれません。

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