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板垣瑞生|俳優・M!LKメンバーの魅力と代表作

2000年生まれの若手俳優・板垣瑞生さん。10歳の時に渋谷でスカウトされて芸能界入りし、映画「闇金ウシジマくんPart2」でデビュー。その後、「ソロモンの偽証」で新人男優賞を受賞し、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」や朝ドラ「エール」など数々の話題作に出演してきました。また、ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとしても活躍し、多方面で才能を発揮してきた板垣さん。残念ながら2025年4月、24歳という若さで不慮の事故により亡くなったことが発表されました。本記事では、板垣瑞生さんの俳優としての軌跡とM!LKでの活動、そして数々の代表作について詳しく紹介します。

目次

板垣瑞生のプロフィール

板垣瑞生(いたがき みずき)さんは、2000年10月25日生まれ、東京都出身の俳優・ゲーム実況者です。身長175cm、血液型はA型。10歳の時に母親と渋谷で買い物をして帰る途中、忠犬ハチ公像前でスカウトされたことがきっかけで芸能界入りしました。それまではスカウトされても断っていたそうですが、母親の勧めもありスターダストプロモーションに所属することになりました。

趣味は映画鑑賞・ゲーム・サウナで、特技は乗馬・殺陣・サッカー・水泳・マラソンと多彩。憧れの俳優として菅田将暉さんと高良健吾さんの名前を挙げていました。特に菅田将暉さんとはデビュー作「闇金ウシジマくんPart2」で共演しており、それまで人前に立つことが得意ではなかった板垣さんが、菅田さんとの交流を通じて演技の楽しさや人とのコミュニケーションの面白さを感じ、本格的に役者を志すようになったといいます。

2024年3月にはスターダストプロモーションを退所し、同年6月からはTwitchで「ときめきメモリアル」のゲーム実況を開始するなど、新たな活動にも挑戦していました。

俳優としての活動

板垣瑞生さんの俳優としてのキャリアは、2014年の映画「闇金ウシジマくんPart2」でのデビューから始まりました。その後、2015年公開の映画「ソロモンの偽証」で、約半年にわたる邦画史上最大規模のオーディションを経て、1万人の参加者の中から準主役・神原和彦役に選ばれました。謎の美少年として注目を集めたこの役での演技が高く評価され、日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞しています。

2015年には「花燃ゆ」でNHK大河ドラマに初出演。2016年にはNHK大河ファンタジー「精霊の守り人」シリーズ(2017年・2018年放送)で物語のもう一人の主人公ともいえる皇太子チャグム役に抜擢されました。2019年には映画「初恋ロスタイム」で映画初主演を果たしています。

2020年には朝ドラ「エール」にNHK連続テレビ小説初出演を果たすとともに、「社内マリッジハニー」で連続ドラマ初主演。さらに「麒麟がくる」の森蘭丸役でNHK大河ドラマに2度目の出演を果たすなど、若手俳優として着実にキャリアを積み重ねていました。

M!LKメンバーとしての活動

板垣瑞生さんは、2014年11月から2020年1月31日まで、EBiDANのボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとしても活動していました。M!LKは「牛乳のように真っ白な心で、みんなに元気を届ける」という意味を込めて名付けられたグループで、板垣さんはグループではオシャレ担当として親しまれていました。メンバーカラーはストラクチャルブラックでした。

M!LKでの活動期間中も俳優業と並行して精力的に活動し、ライブやイベントに参加。2020年1月31日に豊洲PITで開催されたワンマンライブ「7人7色~Winding Road~」が板垣さんにとってのM!LK最後の活動となりました。

代表作品紹介

板垣瑞生さんの代表作品を紹介します。

映画「ソロモンの偽証」

2015年公開の「ソロモンの偽証」は、板垣さんのブレイクのきっかけとなった作品です。中学生の死の真相を「学校内裁判」で明らかにしていくストーリーで、板垣さんは謎めいた美少年・神原和彦役を演じました。この演技が高く評価され、日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞しています。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」

2020年放送のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では、織田信長の近習・森蘭丸役を演じました。「信長をすごく怖がっていますが、信長に憧れて背中を追いかけ、信長が一番幸せでいられるように献身的に支える」という役柄を好演し、若手俳優としての実力を示しました。

NHK連続テレビ小説「エール」

2020年度前期放送のNHK連続テレビ小説「エール」では、戦後パートに登場するNHK局員・重森正役で出演。朝ドラへの初出演となりました。

「精霊の守り人」シリーズ

NHK大河ファンタジー「精霊の守り人」シリーズでは、物語のもう一人の主人公ともいえる皇太子チャグム役を演じました。2017年・2018年に放送されたシリーズで、板垣さんの演技力が光る作品となりました。

その他の話題作

その他にも、映画「初恋ロスタイム」(2019年・主演)、「ホットギミック ガールミーツボーイ」(2019年)、「映像研には手を出すな!」(2020年)、「HIGH&LOW THE WORST X」(2022年)、「交換ウソ日記」(2023年)など、数多くの作品に出演しています。

近年の活動と訃報

2024年3月、板垣瑞生さんはそれまで所属していたスターダストプロモーションを退所。同年6月からはTwitchで「ときめきメモリアル」のゲーム実況を開始するなど、新たな活動を模索していました。

2024年11月29日には自身のInstagramを更新し、精神状態の悪化により入院していたことを明かし、スターダストプロモーションを退所した経緯について説明していました。

そして2025年4月17日、不慮の事故のため死去していたことがInstagramで親族により発表されました。メッセージによると、精神疾患により2025年1月末から行方不明となり、その後警視庁より東京都内で3月中旬に遺体で見つかったと報告を受けたとのこと。亡くなったのは2月上旬頃とみられています。24歳という若さでの突然の訃報に、多くのファンや関係者が悲しみの声を上げています。

板垣瑞生のInstagramアカウント

板垣瑞生の代表作品一覧

作品名役名ジャンル
闇金ウシジマくん Part22014年少年D映画
ソロモンの偽証2015年神原和彦映画
花燃ゆ2015年NHK大河ドラマ
精霊の守り人シリーズ2017-2018年皇太子チャグムNHK大河ファンタジー
初恋ロスタイム2019年相葉孝司映画(主演)
エール2020年重森正NHK連続テレビ小説
麒麟がくる2020年森蘭丸NHK大河ドラマ
社内マリッジハニー2020年主演連続ドラマ
交換ウソ日記2023年矢野大翔映画
身代わり忠臣蔵2024年加藤太右衛門映画

まとめ

板垣瑞生さんは、10代から俳優として数々の作品に出演し、M!LKのメンバーとしても活躍した多才な人物でした。「ソロモンの偽証」での演技が評価され日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞、NHK大河ドラマや朝ドラにも出演するなど、若くして多くの実績を残しました。

24歳という若さでの突然の訃報は、多くのファンや関係者に大きな衝撃を与えています。しかし、彼が残した作品や活動は、これからも多くの人々の心に生き続けることでしょう。板垣瑞生さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

【 #板垣瑞生 】 はじめまして、板垣瑞生です おれのソロ写真集が出ますよ^^; 7月20日に! 台湾行ってきたよ〜❗ 素顔むき出しになってるから^^;

— スターダストプロモーション第3事業部【公式】 (@sd3info) June 7, 2018

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