秋元真夏のプロフィール
秋元真夏(あきもと まなつ)は、1993年8月20日生まれの元乃木坂46メンバーです。埼玉県さいたま市出身で、身長は154cm、血液型はB型。愛称は「まなったん」として親しまれています。
2011年8月、乃木坂46の1期生オーディションに合格しましたが、当時通っていた高校から芸能活動の許可が下りず、高校卒業まで活動を休止していました。2012年10月、4thシングル「制服のマネキン」で選抜メンバーおよび福神(センターを含む選抜メンバーの中でも前列に立つメンバー)として本格的に活動を開始。その後、一度も選抜から外れることなく乃木坂46の中心メンバーとして活躍しました。
2019年9月には初代キャプテンの桜井玲香の後任として2代目キャプテンに就任。2023年2月26日、「乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE」の最終日に開催された卒業コンサートをもってグループを卒業しました。現在はジャパン・ミュージックエンターテインメント所属で、女優やタレントとして幅広く活動しています。
乃木坂46での軌跡
秋元真夏の乃木坂46での活動は、他のメンバーとは少し異なる特殊な道のりを歩んできました。1期生オーディションに合格したものの、学業を優先するため約1年間の活動休止を余儀なくされました。しかし、その後の復帰からは驚異的なスピードで頭角を現し、グループ内での存在感を高めていきました。
4thシングル「制服のマネキン」では、活動休止から復帰後すぐに選抜メンバーかつ福神入りという快挙を達成。これは当時、3rdシングルまで福神メンバーだった西野七瀬と入れ替わる形となり、一時期二人の関係が険悪になったことも後に明かされています。しかし、その後の西野からの「真夏、おかえり。一緒に頑張ろう」という言葉をきっかけに和解し、深い信頼関係を築いていきました。
2019年9月、初代キャプテン桜井玲香の卒業に伴い、2代目キャプテンに就任。キャプテンとしての秋元は「引っ張っていくタイプではない」と自身で語りながらも、メンバー一人ひとりの個性を尊重し、グループ全体を見守る姿勢で後輩たちから厚い信頼を得ていました。
引用元:乃木坂配信中 YouTube公式チャンネル「【公式】「乃木坂工事中」# 397「秋元を泣かせたら即ご褒美 前編」2023.02.05 OA」
「まなったん」の魅力とは?
秋元真夏の最大の魅力といえば、その「あざとキャラ」でしょう。握手会やミート&グリートでファンを「釣る」テクニックは乃木坂46きっての腕前と言われ、「ズッキュン」と呼ばれる可愛らしいポーズも彼女の代名詞となっていました。
「あざとい」という言葉は通常ネガティブな意味合いで使われることが多いですが、秋元真夏の場合は「あざとかわいい」という新たな魅力として多くのファンに愛されていました。バラエティ番組でのロケ中やライブ中に「わざと転んでいるのではないか」という疑惑が上がるほど、そのキャラクターは徹底されていたのです。
また、白石麻衣との「黒石さん」コンビも有名です。2014年放送の「乃木坂って、どこ?」で行われた「乃木坂法廷」にて秋元の「腹黒疑惑」が持ち上がった際、肩が空いた服など露出度の高い私服を着ていることについて「ダメなんですか?」「逆に何で気を引いちゃダメなのかなって」と返答。この「あざとい」反応に白石の表情が険しくなり、「黒石さん」が誕生したのです。以降、あざとい行動を連発する秋元と「黒石さん」の掛け合いは名物となりました。
しかし、そんな「あざとキャラ」の裏側には、グループを支える強い責任感と真摯な姿勢がありました。キャプテンとしてグループを引っ張る立場になってからは、特に後輩メンバーへの気配りや、グループ全体の雰囲気作りに尽力。「アイドルが楽しくてしょうがない」と満面の笑みで語る姿からは、乃木坂46への深い愛情が伝わってきます。
秋元真夏の伝説的エピソード
秋元真夏には「まなったん伝説」と呼ばれる数々の印象的なエピソードがあります。その中でも特に有名なものをいくつか紹介します。
西野七瀬との和解エピソード
先述した通り、秋元の復帰後の選抜入りでは3rdシングルまで福神メンバーとして選ばれていた西野七瀬と入れ替わる形となりました。これが原因で、秋元の復帰以降、1年以上2人が言葉を交わすことはなく険悪な関係になってしまったことが後に明かされています。
和解のきっかけとなったのは2013年に神奈川・横浜アリーナにて行われた「2ND YEAR BIRTHDAY LIVE」。その開演前に西野が「真夏、おかえり。一緒に頑張ろう」と声をかけたことから関係が改善。西野は後に「なんでこうなれたのかなって思ったら、絶対に(秋元)真夏の人柄だと思う。真夏じゃない子だったら今も無理だと思う」と涙ながらに語り、秋元への信頼の深さを示しました。
ライブでの転倒伝説
2016年8月に東京・明治神宮野球場で開催された「”真夏の全国ツアー2016″~4th Year Birthday Live~」DAY2での出来事。「夏のFree&Easy」の演奏中に秋元が転倒してしまい、それに合わせるかのように花火が上がるという偶然が重なりました。
放送された「乃木坂工事中」では、秋元が「今回は全然本当にわざとじゃないです」と弁解する様子も。普段から「あざとい」と言われていた秋元だけに、この発言にも疑いの目が向けられましたが、本人は完全な偶然だと主張しています。
引用元:乃木坂配信中 YouTube公式チャンネル「真夏さんと最後にフォンデュパーティー開催♪【秋元真夏ラスト企画】」
卒業後の活動と新たな挑戦
2023年2月26日、乃木坂46を卒業した秋元真夏は、現在ジャパン・ミュージックエンターテインメント所属で女優やタレントとして活動しています。卒業後は様々な分野に挑戦し、その活躍の場を広げています。
2023年5月には、ドラマ「それってパクリじゃないですか?」に出演し、乃木坂46卒業後初のドラマ出演を果たしました。篠山瑞生役としてストーリー後半戦のキーパーソンを演じ、女優としての新たな一面を見せています。
2024年1月には舞台「鍵泥棒のメソッド→リブート」にて、乃木坂46卒業後初の舞台出演。ヒロインの水嶋香苗役を演じ、舞台女優としても活躍の幅を広げています。
また、2024年からは日本テレビ系「ヒルナンデス!」水曜日のレギュラーを務めるなど、バラエティ番組でも活躍。2025年2月には乃木坂46卒業後初のソロCMとなる「JAタウン新CM」に出演するなど、タレントとしても順調にキャリアを積み重ねています。
引用元:oricon YouTube公式チャンネル「秋元真夏、乃木坂46卒業後初のソロCM出演にニヤケ顔 左腕の怪我について言及も「年初めから厄年を感じる…」 『JAタウン新CM』発表記者会見」
秋元真夏の魅力を語るファンの声
秋元真夏の魅力は、SNSやファンの間でも多く語られています。特に「あざとさ」と「誠実さ」という一見相反する魅力を併せ持つ点が、多くのファンを惹きつける要因となっているようです。
魅力 | ファンの声 |
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あざとさ | 「握手会で初めて釣られた日は忘れられません」 「ほかの人とはレベルの違うあざとさ」 「真夏さんだからどんなにあざとくても許せちゃう」 |
人柄の良さ | 「西野七瀬との和解エピソードを聞いて、人柄の良さを感じた」 「後輩思いで、グループのことを常に考えている」 「キャプテンとしての責任感が素晴らしい」 |
表現力 | 「バラエティ番組での反応が絶妙」 「表情の豊かさが魅力的」 「感情表現が上手く、見ていて飽きない」 |
また、卒業後の活動についても「女優としての新たな一面が見られて嬉しい」「バラエティでの活躍が楽しみ」など、ポジティブな声が多く聞かれます。乃木坂46時代からのファンはもちろん、卒業後の活動を通じて新たなファン層も獲得しているようです。
まとめ:秋元真夏の魅力と今後の展望
秋元真夏は、乃木坂46の1期生として約11年間グループを支え、2代目キャプテンとしてグループを牽引してきました。「あざとキャラ」という独自の魅力で多くのファンを魅了し、「まなったん伝説」と呼ばれる数々のエピソードを残してきました。
卒業後は女優やタレントとして活動の幅を広げ、ドラマや舞台、バラエティ番組など様々な分野で活躍しています。乃木坂46時代に培った表現力や人間性を活かし、新たなステージでも着実にキャリアを積み重ねています。
今後も秋元真夏の活躍から目が離せません。女優としてのさらなる成長や、バラエティタレントとしての活躍など、多方面での活動が期待されます。乃木坂46の「太陽」と呼ばれた彼女の明るさと温かさは、これからも多くの人々を照らし続けることでしょう。
秋元真夏の魅力は、「あざとさ」だけではなく、グループへの愛情や責任感、そして何よりアイドルとしての純粋な楽しさにあります。「アイドルが楽しくてしょうがない」と満面の笑みで語る彼女の姿は、多くのファンの心に深く刻まれています。これからも秋元真夏の新たな魅力が発見され続けることを、ファンは楽しみにしているのではないでしょうか。